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日産自動車カルロス・ゴーン会長が自らの報酬を過少申告した疑いが強まり、
東京地検特捜部はゴーン会長を金融商品取引法違反の疑いで逮捕した。





逮捕されたのは、日産自動車の会長カルロス・ゴーン容疑者(64)。






ゴーン容疑者は、自らの報酬を少なく申告し、有価証券報告書にうその記載をした、金融商品取引法違反の疑いがもたれている。

  



東京地検特捜部は19日、ゴーン容疑者の逮捕状を取り、事情を聴いていた。



日産自動車の有価証券報告書によると、ゴーン容疑者は、

2014年度から2016年度まで年に10億円を超える報酬を受け取っていて、
2016年度の報酬額は10億9800万円だったが、
昨年2017年度の報酬は、7億3500万円で、前年度に比べ3億6000万円余り、約3割減少していた。


特捜部は、横浜市にある日産自動車の本社など、関係先を家宅捜索していて、
今後、報酬を過少申告した動機や経緯についてゴーン容疑者を取り調べるものとみられる。